リフトバッグ

リフトバッグや水面マーカーを、スプールを使ってどのようにセットするのですか?

トリムと浮力コントロールは、すべてのダイビングの基本中の基本です。とくにダイビングの終了時の、できるだけスムースな浮上と効率的な減圧は重要です。
 
緊急用だけでなく、減圧中、水上スタッフとの連携を保つ水面マーカーが、多くのダイビングシーンで役に立ちます。ダイバーチームは、数種類の膨張式水面マーカーのうちの、いずれかをセットできるようしておく必要があります。

広海で流されたとき、またダイブボートに追わせるときにも信号手段が必要です。水面フロートがその解決策だとハルシオンは考えます。ハルシオンには、小型の水面シグナルから6フィートの大型ライフラフトまで、標準的な低圧インフレーターと組み合わせて使う、丈夫で信頼度の高いライフサポート器材が多種類用意されています。

クローズドサーキット・デザイン:
クローズド・サーキット水面マーカーは、中性浮力と水平トリムを維持しながら、低圧インフレーターホースを使ってセットできます。水面マーカーを上げる予定深度にきたら、まずいずれかのインフレーターホースを外してから、次にマーカーをMC収納パックから引き出します。

浮上中にドライスーツやウィングにガスを足すことはほとんどないので、どちらのインフレーターホースも、マーカーを膨らますのに使えます。マーカーを胸の下に置き、畳まれたマーカーに、ガスを少し入れてまっすぐに伸ばします。このガスの注入は、口で吹き込んでも、インフレーターホースからの"1ショット"でも可能です。インフレーターの場合は、水面マーカーのクイックディスコネクターにインフレーターホースを押しつけて、適量のガスを入れます。この場合、クイックディスコネクターはインフレーターとロック状態にはなりません。

マーカーを腕の長さほど離して、空いている方の手でスプールからラインを引き出し、マーカーの底部のループに、ラインのループエンドを通してから、さらにループエンドにスプールを通して留めます。マーカーを上げる深度にきたら、最後のガス注入をして、マーカーを上げます。スプールはフリーにしますが、水面にマーカーが届くまでラインがたるませないようにします。
 マーカーのラインはあくまでも目印で、ぶら下がるためのラインでないことに注意してください。浮上とともにラインをスプールに巻き込んでいき、減圧が必要なときには、ラインをロックして、浮かぶデコステーションとして使用します。

低水温のときのコツ:
厚手の手袋を使うときは、スプールの上でOKサインをつくって、親指と人差し指でできた丸にラインを通します。スプールを落とさずにすみ、マーカーの上昇中、手の下でスプールが踊るのが分かります。