ボイヤンシー・コンペンセーター
なぜハルシオンのボイヤンシー・システムには、ジャケットタイプのBCにあるような大きなフロント・ポケットがないのですか? NEW BCにつけられた大きなポケットには、少なくとも2つの大きな欠点があります。 その理由は、 1.BCの前面、側面につけられたポケットは、ダイバーが泳ぐときにシーアンカーの働きをし、私たちがHULLと呼ぶ、体に沿って流れる層流を乱します。ダイバーをボートと思えば、表面に余計ななものが少ないほど、水中抵抗が少なく、スムースに動けることは、ご想像いただけるでしょう。製造の面でも、デザインの面でも、できるだけ余分なものを削ぎとったほうがいいのですが、 市場の要求と妥協した結果が、現在の一般的なBCのデザインになっています。 2.ジャケットタイプBCの前面ポケットは、とくに手が届きやすいわけでもなく、収納物が見やすいわけでもありません。腕の付け根や肩に近いポケットは、実際には見えにくく、手探りで中のものを取り出さねばなりません。 DIRの解決策:ポケットをスーツに付けるほうが、はるかに見やすく、自然に手が届きます。ハルシオンがポケット位置を、太股の外側に移した最初の理由は、深いケーブや外洋をテクニカルダイビング用水中スクーターで高速移動するためでした。毎分45-60mもの早さで移動しながら、スーツポケットから片手で取り出す必要から生まれた設計です。 ハルシオンのエクスプローラー・ポケットは、特注ジッパーつきの、コーデュラ素材のベロウズ(マチつき)タイプのポケットです。内側にはアクセサリーを止める2インチのステンレススチールDリングがあります。片手で開閉できるようにエクスプローラー・ポケットには、大型のデルリン・ジッパーが使われています。ハルシオン・ノートポケットは、ベロクロ蓋つき、コーデュラ素材で、水中ノートやデコテーブルなどの必要な小物を収っておくのに最適です。外股につけたポケットは、BCのポケットよりもはるかに手が届きやすく、かさばらないので水中拘束のリスクも少なく、水中スクーターのスクリュー水流の影響も受けにくくなっています。 |




