エクスプローラー、アポロ照明システム

HID照明の概要

ハルシオンHID照明の理解

高輝度放電(HID)照明技術はフィラメントをカプセル入りのガスに替えました。小さなクォーツガラスのチューブ型のカプセルに入った密閉された2つの電極の間のアークからの放電により発光します。機能させるには、適正な電圧と電流を制御する始動抵抗が必要です。光量は通常のハロゲン球よりも遥かに多く、消費電力はごくわずかで自然なデイライトカラーに近い光を発生させます。

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全ての高輝度放電ランプでは、光は金属元素の封入ガスを通る電流の放電によって作り出されます。自由電子が封入ガス内の金属原子と衝突し瞬間的に電子は原子の高軌道へと押しやられます。この電子が元の位置へ戻るときに、発光量子が放出されます。発光量子の波長は衝撃を受けた電子のエネルギーゾーンとアークチューブに使用された封入ガスの種類によります。

HIDライトは最初に点灯した時には全体発光量の5%しか発光せず、全量の発光までには通常15-20秒かかります。また、発光管への電源が消失したり電源が切られた場合には、アークチューブは一定の温度まで下がらないと再び点灯することができません。ハルシオンのHIDライトが再点灯可能の温度まで下がるにはわずか15-30秒ほどしかかかりません。

一般的なハロゲン球のメインライトと比較してハルシオンのHIDライトを使用するメリットは何ですか?

一般的なハロゲン球のメインライトと比較してハルシオンのHIDライトを使用するメリットはいくつかあります:

•光量が多いこと。ハルシオン18WHID 光源は55Wのハロゲン球の光源とおよそ同等のルーメンがあり、ハロゲンよりも3-5倍の高効率です。10WHIDは~500ルーメンしか発光しませんが、純粋な6000Kの色温度により使用中は55Wのハロゲン球に匹敵する明るさを維持します。HIDランプのワットあたりのルーメン(LPW)効率は白熱灯のおよそ6-8倍です。
•より白い光。HIDライトの色温度はハロゲンシステムよりもより自然のデイライトカラーに近いものです。比較するとハロゲンシステムの方が黄色味を帯びています。これには“色温度”という用語が使用されます。これは、色温度の高いものは実際の光量よりも明るく見える特徴を指します。一般的な色温度の測定は電球のフィラメントに使用されている封入ガスの特性から導きだされています。一般的な色温度は白熱灯が2800K、ハロゲンが3000K、クールホワイトまたはSP41蛍光灯で4100K、昼光色蛍光灯で5000K。ハルシオンのHIDライトは両タイプとも色温度5000K近くかそれ以上の光を発します。白光色はより明るく見えるため、より効率の高いものに匹敵します。すなわち、HIDランプはワット数が上のハロゲン球と同等のルーメン量だとしても、HIDの方がハロゲンランプよりも人間の目には明るく心地よく感じられます。 
•長い寿命。HIDランプは平均でハロゲン球よりも3-5倍長持ちします。通常の使用では、ハルシオンHIDランプは1000回以上の点灯が可能です。

ランプ種類:

18 Watt

ルーメン:

1150

平均寿命@点灯後1時間の発光

1100 時間

色温度

6500°K

電流 (@12V)

2.0 Amps

再点灯時間>90%出力

25秒


ランプ種類:

10 Watt

ルーメン:

-500

(光学上は50Wハロゲン球相当)

平均寿命@点灯後1時間の発光

1000 時間

色温度

6000°K

再点灯時間>90%出力

5 秒

 

どうしてハルシオンHIDライトでは始動抵抗装置がハンドルにもあるのですか?

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HID照明システムの始動抵抗には2つの役目があります。1つはアークを衝突させそれを維持するために開始時に適正な電圧を提供すること、もう1つはアークが確立したら発光管へ適切な電流が流れるよう調整することです。

始動抵抗は違うタイプのHIDランプ間では交換できません。特殊な発光管に適合する必要要件を始動抵抗が提供できるように始動抵抗の設計は電子回路に統合されています。例えば、ランプワット数によって変わる電圧量の変化作用は始動抵抗回路の機能によるものです。優れた発光管制御機能をもつ回路の必要性が高価な始動抵抗のコストにつながります。

ハルシオンHIDライトの保守点検

HIDアークチューブから放電される光は高密度なため、露出に対する適切な安全対策が必要です。金属ハロゲンバルブは高温高圧で機能します。発光管のクォーツガラスは清潔な状態を維持して下さい。ガラスランプの取り扱い、特にクォーツ・アークチューブには充分気をつけて下さい。ハルシオンHIDライトはDC出力のランプです。電子回路の極性を守ることが発光管へのダメージを防止します。

注意事項:メタルハライドランプから紫外線、可視光線、赤外線が放出されています。光に15分以上さらされると皮膚や目がかゆくなることがあります。操作中はランプを直接凝視することは避けて下さい。ランプによる傷害を防止するために必ずハウジングに収めた状態で使用して下さい。ランプは温度が下がったのを確認してからはずして下さい。使用中は決してランプに触らないで下さい。

ランプを取り扱う時はクォーツ・アークチューブを保護して下さい。アーク発光管は清潔な状態を維持して下さい。クォーツチューブ、リフレクターの表面、コネクターのワイヤーには触らないで下さい。汚れはランプ機能を低下させ、寿命を低下させる恐れがあれます。必要があれば発光管を糸くずのつかないタオルか変性アルコールをつけた綿棒で拭いて下さい。

HIDバルブはハロゲン球よりも著しく長持ちしますが、製品寿命が近づいてきた時のいくつかの兆候を知っておきましょう。末期の最初の兆候は光量が低下することと断続的なスタートです。視認できるものにはアークチューブの端が黒ずんだり電極の端の劣化などがあります。HID発光管には環境を破壊する水銀を含む金属が使用されています。HID発光管の廃棄は責任を持って正しく行って下さい。

発光管と始動抵抗は外の温度に対して敏感です。ハルシオンのHIDライトそのものはハロゲン球ほどの熱は発生させませんが、他のダイビングライト機材と同じようにお取り扱いには充分お気をつけ下さい。HIDランプはランプ構造が適切に冷やされる水中でのみ使用して下さい。HIDライトを持ち運ぶ際には直射日光があたる場所や暑い日の車内などに放置しないで下さい。

HIDライトの寿命以前に問題が生じたときには発光管と始動抵抗部品を点検してみて下さい。

発光管 

•アークチューブの破損や発光管ジャケットの外側を点検。
•発光管が電極と基礎に接する部分をチェック。
•発光管の被いの部分に破損したりゆるんだ部品がないかを発光管を目で確認。
•アークチューブの端が黒ずんでいないか点検。
•外側のガラスの被いの内側の付着物を点検。

始動抵抗やコンデンサーの故障

•始動抵抗をはずして15秒待ち、蓋についているコネクターを再接続させたあと始動抵抗を適切にセットし直してから、再び点灯を試みる。
•ハルシオンの交換発光管を使用していますか?始動抵抗はワット数の異なる発光管では機能しません。
•周囲の温度によるオーバーヒートの可能性を避ける。
•配線ミスや故障配線の点検。
•始動抵抗のハウジングと配線の機械的なダメージの点検

E/O 水中接続可能コネクター

オプションで用意されている水中仲間のE/Oコードは全てのハルシオン照明システムに柔軟性と調整性を持たせます。この水中で接続が可能なコネクターはハルシオンのビデオシステムには標準装備されています。

E/Oコードは柔軟性が大きな利点ですが、その機能に信頼性を持たせるためにはちょっとした注意を払う必要があります。時間の経過とともにゴムの接続部分が緩み接触が悪くなることがあります。この問題は硬い物の上にコネクターを置きゴム槌で強く何度か叩くことで簡単に解決できます。これによって接続部が締まりあいまいな接続を防止します。可能性のあるもう1つの問題は、海水でダイビングするうちにコネクターの端が少しだけ酸化する可能性です。目の細かい、あるいは非常に細かいサンドペーパーで酸化した部分を取り除くことで正常な接続を確保することができます。


不適切な接続のE/Oコネクターは、ハロゲン球の使用ではライトが点滅します。HIDランプでの使用時の不適切な接続ではライトが消え電圧は始動抵抗の制御レベル以下に下がるはずです。対応はスイッチを切った時と同じで、再点灯前に始動抵抗が自動にリセットされ、発光管は冷却されなければなりません。不適切なE/O接続によってライトが消えてしまったら、接続をし直し10−20秒待ってから再点灯します。